2020年度 ハウスメーカー天井高比較【その他ハウスメーカー編】

みなさまどうも、ハテナ夫です。

これまでハウスメーカーの天井高について、【積水ハウス編】、【三井ホーム編】と書かせていただきました。

2020年 ハウスメーカー天井高まとめ【積水ハウス】 - 夫婦ブログー最高の家を目指して(新築ブログ)

2020年 ハウスメーカー天井高まとめ【三井ホーム】 - 夫婦ブログー最高の家を目指して(新築ブログ)

今回はその他ハウスメーカーについて一気にまとめていきたいと思います。

まずは、天井高と言えばここというメーカーです。

☑️ダイワハウス(Zevo Σ)

まずは、私も建てたダイワハウスの天井高についてです。

ダイワハウスは天井高をCMでもうたっており、この天井高時代の先駆けといって良いメーカーだと思います。

ダイワハウスではZevoシリーズとして各商品を展開していますが、その中で基本的に天井高を誇っているのがΣ(シグマ)シリーズです。

私が建てた当時はΣだけでしたが、今現在は最上位モデルであるΣ Premiumもラインナップに追加されています。

Σシリーズは天井高を240㎝、272㎝から選択できるようです。

我が家は1階のみ272㎝で、2階は240㎝になっています。

さらに、折り上げ天井で8㎝グランリビングモア(床を掘り下げること)で36㎝最大316センチまで高くすることができるようです。(ただし1階のみ)

また、ダイワハウスの最上位モデルであるΣ Premiumではグランフルデザインを採用し、天井まで届くサッシを採用することで、さらなる開放感を実現しています。

実はホームページにはΣの方のページにもグランフルデザインが掲載されており、今はΣでも採用可能かもしれません。

問い合わせてみなければわかりませんが、最近営業さんと話をした時に今はΣは標準で瓦を採用するようになったり、マイナーチェンジをしているとのことでしたので、もしかしたらグランフルデザインも採用できるようになったのかもしれません。


また、ダイワハウスにはWoodGranという木造ブランドもありますが、こちらに関しては天井高についての記載が見つかりませんでした。

☑️ミサワホーム

お次は蔵のある家が特徴的なミサワホームです。

ミサワホームも最近天井高をかなり意識した家づくりをメインにしているように感じます。

もともと蔵を設けてスキップフロア構造をとることで、天井高を高くしやすいメーカーではあると思いますが、さらに高さに対してこだわってきています。

2019年11月に、ミサワホームの上位モデルであるCenturyからは、「Century AreaONE」という1階の天井高を3メートル、もしくは3.5メートルを実現したモデルが発表されています。

また、通常、キッチンはレンジフードがあるため、どうしても天井高が高く取りにくいという制約がありますが、ミサワホームではコンロとシンクを分けるキッチンを開発しており、コンロを壁側に配置することによってキッチンの天井高を高くすることを可能にしています。

こうすることで、LDK全てを天井高350㎝にすることも可能ということです!これはかなり開放感がありそうですね。

天井高にこだわりのある方はミサワホームお勧めします。

☑️住友林業

次は木の家なら、そして世界三大銘木である本物のマホガニーの無垢床を採用するならここしかない!というメーカーである住友林業です。

そう、あのタイタニック号でもふんだんに使用されていたマホガニーの無垢材は現在絶滅危惧ということで、ワシントン条約によって取引が制限されているようです。

基本的に新しい家具などはもうマホガニー材は使用できず、マホガニーを使っていると言っていたとしても、実際は良く似た品種をマホガニーとしているだけで、本物は手に入らないような状況のようです。

住友林業は社会貢献の結果?か何かで特別に取引が認められているよう・・・

マホガニーの無垢床にしたいならもう住友林業しかないですね。

当の私も少し迷ったほどです。


さて、話が少し外れましたが、そんな住友林業の天井高についてです。

住友林業ではビッグフレーム工法を採用することで、開放感のある間取りを木造で実現することができるようになりました。今現在は在来工法もありはしますが、ほとんどビッグフレームを採用していると営業さんがおっしゃっていました。

2017年に発表された「The Forest BF」以降、住友林業でも天井高をアピールするようになりました。

天井高は225㎝、2400㎝、2600㎝、2800㎝から選択することができ、さらに折り上げ天井で310センチまで、また床を下げることで最大352センチまで高さを上げることができるようになりました。

ただ、営業さんの話では、天井高を高くすることよりも、天井高は上げるべきところは上げ、逆に下げるところは下げるというようなメリハリをつけることが大事だということでした。

☑️パナソニックホームズ

お次は2018年、パナソニックの完全子会社になったことから、Pana Homeから社名を変更したパナソニックホームズです。

パナソニックホームズは15㎝ピッチでモジュールを変更することができるため、多彩な空間を提案できるということが特徴的なメーカーです。

天井高も、現在、240cmを基準に、250cm、270cm又は225cmから選択することができるようです。

☑️セキスイハイム

あったかハイムでおなじみのセキスイハイムです。

セキスイハイムは私も工場見学に行ったことがありますが、良い意味でも悪い意味でも工業製品という印象です。

ユニット単位で家を作成していき、工場で全てのユニットを組んでから建築現場に運んで設置をしていく工法を取っています。

おそらくその辺りが最大の理由だと思いますが、セキスイハイムの天井高は1階で255㎝、2階で240㎝と大手ハウスメーカーでは低い水準となります。

当然天井高をあげると冷暖房効率も落ちますし、あったかい家をうたっているメーカーとしては天井高では勝負をしないということでしょう。



これまで3回に分けて天井の高さについてまとめてきました。

各社天井高を意識したこの数年間だったと思います。

逆に言うと、それ以外の要素でいかに差別化できるかがこれから勝負になるというわけです。

注文住宅をお考えの方は、その辺りの差を見ていく必要があるかと思います。

皆様にとって少しでも参考になれば幸いです。

それではまた!