みなさまどうも、ハテナ夫です。
それでは前回に引き続き、ハウスメーカーの空気環境についてまとめて行きたいと思います。
是非とも前編もご覧いただければ幸いです。
2020年 空気環境が綺麗なハウスメーカーはここ!コロナウィルスにも対応?【前編】 - 夫婦ブログー最高の家を目指して(新築ブログ)
☑️積水ハウス
積水ハウスでは「エアキス」という空調システムがあります。
また、エアキスには上から「プレミアム」「ハイグレード」「スタンダード」の3つのグレードが用意されています。
プレミアムには全館空調システムと全館調湿システムが組み込まれているようです。
ハイグレードでは熱交換システムが備わっていて、恐らくこちらもHEPAフィルターだと思いますが、花粉やPM2.5などを除去するフィルターとサイクロンユニットによりゴミを絡めとるシステムが付いています。
残念ながらスタンダードはそういった機能はないようで、シックハウスやアレルギー対策として用意されているもののようです。また、エアキスを導入すると壁紙が専用のものから選ばなければいけないなど、制約も出てくるようです。
エアキスを導入するのであれば、ハイグレード以上が良いのかもしれません。
☑️セキスイハイム
お次はあったかハイムでお馴染みのセキスイハイムです。
セキスイハイムでは「快適エアリー」という家の空気を循環させるシステムが用意されています。
またセキスイハイムは外気の給気と排気を機械で行う第1種換気を導入しており、空気の流れをコントロールしやすくなっています。
ホームページには「そもそも外気が入りにくい高気密なハイムの家」と書いてありました。セキスイハイムが高気密かどうかは置いておいて、確かに高気密な住宅で空気の出し入れをコントロールできれば理想的ではあるかと思います。
外気の入り口をなるべく一ヶ所に集中させ、そこでフィルターを通して浄化することで家の中に汚れた空気を入れないという方法は良いと思います。
セキスイハイムでは取り入れた空気を3層のフィルターで汚れを取り除くようです。おそらくこちらもそのうち1つにHEPAフィルターを使用しているのではないかと推測します。
☑️ミサワホーム
お次は蔵のある家が特徴的なミサワホームです。
ミサワホームは「全館空調」「熱交換型24時間フロアセントラル換気システム」「天井埋め込み型プラズマクラスターイオン発生器」「低VOC建材」の4つを軸に空気環境に取り組んでいます。
全館空調に熱交換型の換気システムを組み合わせることで熱の損失を低減し、その際にフィルターを通すことで花粉などの粒子を防ぐようになっています。フィルターはPM2.5などの小さな粒子も防ぐことができるものも選択できるようです。
さらにプラズマクラスターにより、ウィルスやカビ菌などの活動を抑えることができるようになっています。
低VOC建材も国の基準の1/3まで抑えるものになっていて、シックハウス対策も力が入っています。
☑️住友林業
最後は木の家なら必ず候補に挙がるのではないでしょうか、住友林業です。
住友林業はオプションで「エアドリームハイブリッド」という全館空調に空気清浄機能を組み合わせたシステムが用意されています。
こちらも室内に取り込んだ空気を空気清浄機を通すことによって花粉やPM2.5を除去することができます。
今はこのような全館空調はどこのハウスメーカーも取り入れてきているようです。
☑️まとめ
ということで、各ハウスメーカーの空気環境に対する取り組みについてまとめてきました。
どのハウスメーカーもしっかり対策をしているなと感じました。
一応タイトルに書いてある通り、1番を決めるとしたら加湿機能を持たせている三井ホームか積水ハウスになるでしょうか。ただ、どちらもイニシャルコストとランニングコストが相当かかってくるでしょうし、どちらかというと全館空調と抱き合わせと考えると費用の面で断念する方も多いかと思います。
また、ウィルスという点で考えると体に付着して家の中に侵入することも多いと思いますし、フィルターでも完全にはシャットアウトできません。
さらに、科学技術は日々進歩するということを考えると、高い費用を払って導入するより加湿機能付きの最新の空気清浄機を購入したり、そもそも手洗いうがいを徹底するほうがよっぽど効果は高いようにも思います。
そんなことを言ったら元も子もありませんが、住宅の空気環境はシックハウスという家の中の問題を除いては後からでも対策できるものだと思います。
よほど気にされている方でなければ、あまり深く考えなくても良いかもしれません…
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!