2020年 空気環境が綺麗なハウスメーカーはここ!コロナウィルスにも対応?【前編】

みなさんどうも、ハテナ夫です。

コロナウィルスにより世界的に大変な状況の中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

先日、安倍総理が小中高への休校要請を出し、大変な混乱状態にあるかと思います。

マスクも品切れ、デマによりトイレットペーパーの不足なども発生しているようです。

こんな時だからこそ落ち着いて対応していくことが大事なのかもしれません。

また、コロナウィルスだけではなくインフルエンザや花粉など、空気環境についてかなり意識が高まっている時期のようで、高機能の空気清浄機が品薄になっているようです。

しかし、そもそも家に外気が入る前に汚れた空気を清浄し、中に取り込むことができる方が良いですよね。


ということで、本日は少し長くなりそうなので、前編と後編に分けて、各ハウスメーカーの室内の空気環境への取り組みについてまとめていきたいと思います。

☑️ダイワハウス

ダイワハウスの空気清浄は「風ナビes」と「空気浄化ef」の2種類のシステムによって行われています。


「風ナビes」はいわゆる24時間換気システムで、新鮮な空気を取り込んで、外に排出する、シックハウス対策として取り入れているものです。

当然法律で決められているので、どのハウスメーカーも24時間換気システムは採用しています。

ダイワハウスの換気システムの特徴としては、花粉を通さないフィルターが付いているということです。

ダイワハウスのホームページによると、このフィルターにより、スギ花粉の82%をキャッチできるとのことです。
空気環境|xevoΣの技術|テクノロジー|なぜダイワハウスなのか|注文住宅|ダイワハウス

ただ、花粉の粒子はそこそこ大きいので、おそらくPM2.5などの有害物質の粒子は通るようなフィルターだと推測できます。


そこでダイワハウスでは、「空気浄化ef」というシステムにより、汚れた室内の空気をHEPAフィルターを通して取り除き、さらにパナソニックのナノイー技術による除菌効果も搭載しています。

HEPAフィルターは多くの空気清浄機で採用しているフィルターで、0.3μm以上の大きさの粒子なら通さないようになっています。0.3μmというのは花粉や埃はもちろん、PM2.5もある程度カバーする大きさとなります。ちなみに先程のスギ花粉は30μmほどの大きさです。

ただし残念なことに、インフルエンザなどのウィルスとなると0.1μmほどの大きさになりますので、このHEPAフィルターで除去できるのかは疑問です。


そこで先程のナノイーが活躍するということです。パナソニックのナノイーはインフルエンザなどのウィルスを抑制する効果があるとのことです。

実際これが家全体までカバーしているのかは疑問ですが、ないよりは良いと思います。

☑️三井ホーム

全館空調で有名な三井ホームですが、空気環境についてはどうでしょうか。

三井ホームの全館空調システムである「スマートブリーズ」は、温度管理だけではなく湿度管理空気清浄機能も備えています。

まずフィルター機能ですが、こちらも0.3μm以上の粒子をカットするということで、花粉やホコリを90%カットするということです。ホームページに記載はありませんでしたが、おそらくダイワハウスと同じくHEPAフィルターだと思われます。

三井ホームは加湿機能が業界で初めて装備されたということが最大の特徴です。インフルエンザなどのウィルスは湿度を高めることで生存率を下げることができるので、大きなメリットとなると思います。

↓インフルエンザの湿度と温度による生存率

健康・快適 | テクノロジー | 戸建住宅 |〈公式〉三井ホーム(注文住宅、賃貸・土地活用、医院・施設建築、リフォーム)

また、オプションで光再生脱臭フィルターやプラズマクラスターイオンも用意されており、臭いに対する対策もされています。

ただし、全館空調は初期コストだけでなく、月々の光熱費やメンテナンスの面である程度の費用がかかります。この辺りはデメリットといえるでしょう。

☑️パナソニックホームズ

次は親会社が空気清浄機も製造していて何となく家電に力が入っていそうなパナソニックホームズです。

パナソニックホームズにも「エアロハス」という全館空調のようなシステムがあります。こちらは家全体を均一な温度にするというより、部屋ごとに温度を設定できるようです。

エアロハスは温度管理だけではなく、HEPAフィルターで粒子を除去する空気清浄機の機能も備わっています。また、床下から外気を取り込みというのが特徴で、粒子の大きい花粉やホコリなどはその重さのために自然と床下に沈降して予め除去されるようです。


エアロハス - パナソニック ホームズ - Panasonic

個人的にはその沈降したホコリはどうなるのかが気になりますね・・・



本日は以上になります。

次回は後編ということで、積水ハウス、セキスイハイム、ミサワホーム、住友林業についてまとめていきます。

是非後編もご覧下さい。

それではまた!