みなさんどうもハテナ夫です。
最近はインテリアにますます興味が出てきてかなり散財している状況です。
さて、10月から消費増税となり、住宅購入を検討している方にとっては気になるところですよね。
家は大きな買い物ですので、その数パーセントがかなりの差となってきます。
当の私も、増税こそ延期されましたが、当時の新築を考え出したきっかけは増税のタイミングでした。
といっても、これから購入をお考えの方は、消費税10%ということになるかと思います。
タイミングを逃した!と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、本当に増税前に購入した方が得なのか、それとも増税後の方が良いのか、この辺りは冷静に判断する必要があると思っています。
☑️3000万円なら60万円のアップ
では実際に増税前と増税後でどれほどの差があるのか見ていきたいと思います。
まず、税抜き3000万円の家で考えてみると、増税前は3000万×1.08で3240万円、増税後は×1.1で3300万円、その差は60万円ということになります。
当然増税前の方がお得ということになりますね。
☑️すまい給付金は増税後が得
こちらをご覧下さい。
収入に応じて給付を受けることができる、すまい給付金の一覧になります。
増税前だと最大30万円で、増税後は最大50万円、また給付額の収入条件もかなり緩和されていることがわかります。
住宅購入者の世帯年収の平均が720万ほどということを考えると、かなりの方がこの給付を受けられるということになりますね。
収入の条件によっては増税前と比べて最大40万円の差となります。
これはかなり大きいですね!
☑️住宅ローン減税控除期間の延長
増税前も、10年間、年末の住宅ローン残高の1%を控除することができましたが、増税後はそれをさらに3年間延長し、13年間控除を受けることができるようになりました。
これまで10年間で最大500万円の控除を受けられましたので、増税後は最大650万円の控除が受けられるということになります。
収入や物件の価格によって受けられる控除額は変わりますが、これは大きな変更点ですね。
☑️最大35万の住宅エコポイント
一定の性能を超える新築住宅やリフォームにポイントが付く制度です。
新築で30万ポイント、長期優良住宅で35万ポイント付与されるようです。
ただし、受け取ったポイントは現金化できるわけではなく、専用のサイトから商品に交換する仕組みとなっています。
すこしざんねんなところですが、ないよりは全然いいですね。
以上、増税後の制度についてまとめていきました。
住宅の性能と世帯収入や物件の価格によっても受けられるものは変わってきますが、増税分を上回る恩恵を受けることも可能ということになります。
また、増税前はハウスメーカーからすると売り手市場となり、頑張らなくてもお客さんが来てくれる状態です。
値引き等もしぶいかもしれません。
また、増税分の2%よりも、実はローンの金利の方がかなり大きな差が出てきます。
といっても現在は超低金利の時代ですので、今より良い条件の金利はなかなか難しいかもしれませんが。
次回、また機会がありましたら、増税前後でハウスメーカーの値引きやローンの金利差についての考察をしていけたらと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!