どうもはてな夫です。
皆さん天空率という言葉はご存知ですか?
そう、ラピュタの城っぽさを競う度合いのことです。
ってそんなことあるかーい!!
おほん。
天空率・・・天空率とは、魚眼レンズで天空を同心円状に見上げた時に、建物を立体的に映した範囲を除いて、どれだけ空が見える割合が残るかを示したもの
この説明分かりますか?少なくとも私は全く分かりませんでした。
もう少し説明を加えます。
道路斜線や北側斜線という言葉はご存知の方が多いと思います。日本の建築物はこの制限を受けています。道路斜線制限は道路幅に応じて道路の近くに大きく圧迫感のある建物の建設を制限するものです。北側斜線制限は採光の関係で、南面の土地所有者が北側の建物のせいで日光を受けられなくなることを避けるものです。
この2つの規制があるおかげで敷地いっぱいに大きな建物を建てることができなくなっています。
この規制は当然あるべきです。しかしこの規制、建物のほんの一部だけ斜線にかかってもアウトなんです。他の部分は余裕で斜線をクリアしていても、ほんの先端部分だけでも斜線にかかっていたらダメなんです。南側の土地への採光にはほとんど影響がないにもかかわらず。
そういった矛盾点を解消するものが天空率で、各地点から空を見たときに、その空の景色を建物がどれだけ遮っているかを計算するもので、より現実に即したのもです。
これめっちゃ良くないですか?!
敷地を最大限生かすために、より北側に道路側に建物を寄せたいとみなさん思いませんか。
土地が有り余っている方以外は。
でもこれ、一般的な一軒家では意外と使用している例は少ない様です。実際、わたしたちも道路斜線に苦しんでいたところで私が天空率の話持ち出すと、設計さんと営業さんは驚いていました。
ではなぜ利用しないのか。
答えは簡単、お金と時間がかかるからです。
天空率の計算を依頼すると少なくとも1週間。費用も10万円程かかることもある様です。
またむやみに天空率を利用すると周りの家と調和しない、ひんしゅくを買うという問題もあります。実際天空率を用いてもダメな場合も結構あるようですし本当に奥の手ですね!
ただ、我が家の場合は土地が小さく道路斜線が屋根にかかっていたのですが、どうしても屋根を短くしたくなかったのです。見た目の問題で。しかもなんとダイワハウスでは天空率の計算の追加見積もりなし!無料でやってくれました!
もし、はてな夫婦のように斜線でニッチモサッチモいかなくなったら一度営業さんに提案してみてはどうでしょうか?
それではこれにて失礼します。
バルス!!
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