私の家の二階廊下は910mm×10マス分もあります。しかもそのうち4マス分はほとんど意味のない無駄なスペースとなっています。
そのスペースを削ってしまえば100万程の減額ということでしたが、私たちは残しました。
これは以前お話ししたように外観を考えてのことです。
<外観の話>
重厚感を感じる家-前編(夫) - 夫婦ブログー最高の家を目指して(新築ブログ)
重厚感を感じる家-後編(夫) - 夫婦ブログー最高の家を目指して(新築ブログ)
みなさんもご経験があるとは思いますが、間取りを考えていくときに極力無駄なスペースができないよう廊下を作らないようにしたり、効率的な部屋の配置を考えたのではないでしょうか?
はてな夫婦も初めはそうでした。限りある土地のスペースを考えると少しの無駄も省きたかったのです。
しかし、外観のことを考えるとどうしても廊下を長くせざる負えなく、また無駄なスペースがてきてしまったのです。これをなんとかしたいと思い、 何度も設計さんとやり取りをしましたが無理でした…もうこれ以上はハゲるというぐらいに。
頭皮のことを心配してかは知りませんが、みかねてハテナ妻、
「まあ無駄って言い換えればゆとりってことじゃない?」
「え、今なんて?」
「え、あ、いやあ、だから無駄はゆとりってことじゃ・・・」
妻のこと、見直しました。(←ハテナ夫は常に上から目線)
これは本当に青天の霹靂でした!
家づくりで煮詰まってくるほどネガティヴな面だけが際立ってくる。
この妻の一言で心が晴れました。
皆さん展示場やお金持ちの家にいると何故か落ち着いた気持ちになりませんか。
内装の豪華さや部屋の大きさは置いておいて、たくさんの無駄なスペースに気づかれましたか?
・階段にそんな大きいスペースなんで無駄!
・バルコニーがいっぱいあったって使わないし無駄!
・そんなに幅の広い廊下は無駄!
これも無駄あれも無駄!
そう、無駄なんです。
でも言いかえれば無駄を生み出す余裕があるのです。
この余裕に我々は憧れ、惹きつけられるのです。
妻の(とっさの?)一言でこんな当たり前のことに気づくことができました。
冒頭の画像のように、はてな夫婦の2階の吹き抜け、階段、廊下、無駄スペースを合わせると6畳あります。
これが6畳もなければ何かせせこましく、窮屈なスペースとなっていたことでしょう。
ただ上り下りするだけのスペースだったことでしょう。
(階段とはそもそもそういうもの)
それがあの無駄スペースのおかげでゆとりのある階段ライフを楽しめるのです!
それだけでも100万の価値があるというものです!!!
いやないでしょ。
うん、でもいいんです。
だって私ゆとり世代だし!
ちなみに…
最後に廊下をうまく利用されている例としてレッドさんのブログをご紹介させていただきます!
玄関ホールから左に折れる廊下をアクセントクロスが印象的なアール壁でオシャレでモダンな雰囲気を出されています。いつも内装の参考にさせていただいておりました⭐️
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