住友林業の間取りシミュレーション1000を使ってみた【注意】

間取りシミュレーション1000|住友林業の家

みなさんどうも、ハテナ夫です。

最近インターネットを見てるとよく出てくる広告があります。

それは住友林業の間取りシミュレーション1000というものです。

私は既にダイワハウスで家を建ててしまった後なので、全く関係はないのですが、何となく何回も目にするので気になっていました。

今回はブログのネタにでもなるならと思い、実際に登録して使ってみた感想を書きたいと思います。

☑️個人情報を差し出す必要あり

シミュレーションを使用するには登録する必要があるということで、早速登録してみました。

必ず記入する必要があるのが、氏名、住所(番地からマンション名まで完全に記入)、電話番号、メールアドレス、住友林業の家に住んでいるかの確認、です。

これでためらう方も多いかと思います。

私もここまで個人情報を曝け出してしまうのはどうかと思い、登録するか数日迷いました。

まあ、営業から連絡がきても断ればいいし、今回は人柱となる覚悟を決めました。

☑️間取りシミュレーション1000で出来ること

登録が済んだらすぐにIDとパスワードが発行されましたので、使ってみることにしました。

実際にできることは以下の通りです。

○1050通りの間取りを条件から絞り込む

○3つの間取り例を360度CGイメージで見渡す

○人気間取りランキングを見る

○インテリアをコーディネートする

○気に入って間取りを20個まで保存できる

○気に入った間取りで相談できる


以上です。


1つずつ説明させていただきます。

☑️1050通りの間取りを条件から絞り込む

間取りシミュレーション1000とありましたが、実際には1050でした。

その1050個のパターンから以下の条件から絞り込んでいきます。

・玄関の方角
・階数(平屋か二階建てか)
・延べ床面積(30坪未満から36坪超まで)
・建物の幅(6メートル未満から10メートル超まで)
・間取りの特徴(収納たっぷりなどから選択)
・外観のデザイン(5種類から選択)

当然条件を絞っていけば必然的に検索にあがる間取りも少なくなっていきます。

私も実際に私の住んでいる土地に合わせた条件を検索しましたが、間取りの特徴と外観のデザインで絞り込みをかけない状態で14つのパターンが出てきました。

これが多いから少ないかは分かりませんが、自身の土地にあったものを簡単に検索できるのは良いと思います。

ただ、肝心の間取り内容ですが、これはかなり残念でした。

どのパターンを見ても、多くが真四角のデザイン、似通った間取りの配置が少し変わっただけ、というものでした。

注文住宅は自分の生活スタイルに合わせた空間の提案、一つ一つ異なる土地形状に合わせた設計が売りのはずです。

3万軒の中から導き出した間取りを載せているとありましたので、ある程度人気があって一般的な間取りがメインなのだと思います。

それ程こだわりのない方は良いのかもしれませんが、それならわざわざ注文住宅にする必要も無いのではと思ってしまいました…

☑️3つの間取り例を360度CGイメージで見渡す

1050ある間取りの中から3つの間取り例のイメージを見ることができます。

これって必要なのでしょうか?

たった3つしかないし、一点の視点から360度見渡すのみです。

広告とのイメージの差が大きかったです。

☑️人気間取りランキングを見る

1050のうち、人気間取りを15位まで見ることができます。

しかし、これも注文住宅ならこだわりを持っている方がほとんどだと思いますので、人気がある間取りを知りたいものでしょうか?

土地の形状も人によってまちまち。

私は正直必要性を感じませんでした…

☑️インテリアをコーディネートする

これが一番がっかりでした。

インテリアをコーディネートと書いてありましたので、気に入った間取りの内装を変更したり確認したりするものかと思っていました。

しかし実際は、5つの床材から1つ選択するというだけのものでした。

しかも選択したところでどこにも反映されることはなく、何のために選択したのかも分かりませんでした。

恐らく選択したデータを元に相談ができる程度のものだと思います。

これは誇大広告ですよね。

☑️気に入った間取りを20個まで保存できる

タイトル通り、検索して気に入った間取りを20個まで保存できます。

これは必要な機能ですね。

☑️気に入った間取りで相談できる

結局これなんです。

気に入った間取りを住友林業に送ることで相談がスムーズに進むということです。

実際にpdf化してダウンロードすることもできますので、それを持って住友林業に足を運ぶこともできます。

(実際にpdf化してみました)

☑️結論

広告を見て気になっていましたが、実際に使用してみると正直がっかりでした。

恐らくこれは我々消費者に対して役に立つというものではなく、住友林業がお客さんを発見し、スムーズに相談へと持っていくということですね。

ただより高いものはない。

改めて感じたところであります。


ただ間取り例の数自体は多いですので、その辺りを参考にされたい方、住友林業とスムーズに相談したいという方は登録されても良いかもしれません。

私のような間取りに自体に興味を持っている方(そんな人いない?)や、人と違う家にしたいという強い気持ちを持った方にとってはあまり参考にならないかもしれません。

そういった方はマイホームデザイナー等でご自身で作成する方が、手間はかかりますが、好みに合ったものを作成して確認できるかと思います。


無料ではありますが、個人情報を入力しますので、登録はあくまで自己責任ということでお願い致します。

それではまた!