ダイワハウスのミスの話【盲点】


みなさんどうもハテナ夫です。

かなりご無沙汰でしたが、過去に掲載しようか迷った記事を今回出させていただくことになりました。

出さなかった理由は半分愚痴のような内容になってしまってるからですが、今回はだいぶ時間が経ったこともあり、冷静に振り返ることができそうなので書くこととしました。


はい、では本題に入ります。

今回はダイワハウスで建てるにあたり、我々が経験したダイワのミスについてのお話をしたいと思います。

ミスというとダイワハウスにとっては良くない話かもしれませんが、結果的に我々は満足していますし、本当にダイワハウスに任せて良かったと思っています。

☑️ダイワの犯したミス。

何度も打ち合わせを重ねているうちに、忘れられていたことや上手く伝わらずに失敗するようなのとはありましたが、我が家の場合は特に大きな間違いもなく進んでこれたと思います。

その中でダイワが犯した唯一大きなミスは、
「我が家のエリアは都市ガスだと表記していたものが、実は誤りだった」ということです。

ダイワが敷地調査を行った際、都市ガスが通っていないにもかかわらず都市ガスと記載してしまっていたとのこと。

一見特に問題がなさそうなことですが、これが我が家にとっては大問題でした。

☑️都市ガスではないという意味

では都市ガスが引かれていないということはどういうことを意味するのか。

それは自前のガスボンベを設置することが必要になるということです。

え?

なにそれ?

ボンベってあのカセットコンロで使う小さなボンベのこと?


いいえ、これです。

無機質なグレーの馬鹿デカイ爆弾みたいなこいつです。


しかもこれを4本。

業者がボンベを交換できる位置に設置することになります。

つまり奥まったところや裏手には置けません。

(そもそもハテナ家の裏にそんなスペースはない)

今一度申し上げましょう。

我が家の家づくりのコンセプトは「重厚感のある外観」です。

外観に1番こだわってきました。

そこにこんなものをオモテ面に配置するということがどういうことか分かりますか?




建築計画を全て白紙撤回ですよ。



☑️判明したのが最悪のタイミング

しかもこのことが建築計画の当初に判明していれば大きな問題はなかったのですが、これが分かったのがもう終盤も終盤。

ZEH値申請後のことでありました。
(実はZEH値補助金を受けております)

もしここでエネルギー関係の見直しをするのであれば、このZEH値の話は白紙。

新たに仕様を決めなおした上でもう一度申請しなければいけませんでした。

建物工事の着工はZEH値補助金の交付が決定されないと開始できないのです。

そうなると着工もかなり遅れて我々にとって不都合が生じてきます。

☑️駐車計画やエネファームの見直し

我が家の敷地は以前に書かせていただいた通り30坪程度しかありません。

その小さな土地に車2台の駐車スペースを取るというかなりギリギリの土地の使い方をしていました。

我が家の環境アイテムの仕様は以下の通り。

①太陽光5.1kW
②蓄電池
③エネファーム
④ガス式床下暖房

主にこのように計画をしていました。

中でも②と③は設置するのにかなりのスペースが必要で、もうこれ以上余分なスペースは残っていませんでした。

さあそこにガスボンベ4本!

しかも外観を損なわずに!

さあ、どうするダイワ!

もうこちらは戦闘体制ですよ!?



☑️ダイワの対応には満足

問題のダイワの対応です。

まず、敷地調査時に間違えていたのはダイワ側の責任で、もうここまで進んでいる中での判明の全責任はダイワにあるということ。

ダイワから提示された選択肢は2つ。

①もう一度最初から環境アイテムを考える。
②何とかガスボンベを4本置く場所を確保する。

まあこうなるわけです。

①の選択肢は私の中ですぐ消えました。

確かに例えばオール電化にしてしまえば設備としてはかなり少なくなりますし、今の計画でもほとんど問題なさそうでした。

ただもう時期が時期。

今更設備変更をすると時間の猶予は我々にはなかったのです。

となると②の選択肢を選ぶしかありませんでした。

しかし今のままボンベを4本置くスペースがありません、物理的に。

しかも外観を損なわないように…

そこでダイワの案。


・既存の擁壁を新しいものに作り変える

今まで外構で1番の悩みの種であった厚み50センチ以上もある既存の重力擁壁をぶち壊し、新たに15センチ程度の厚みの擁壁を作る。

こうすることで駐車スペースがより広くなり、かつボンベを置くスペースも確保できる。

・ボンベックという商品を使う

また4本のボンベを隠して外観を守る案として、ボンベックという商品を使うとのこと。

これはガスボンベを隠しながらもボンベの交換もできるようにする商品。


この2つの方法。

現在の計画に1番影響が少ない方法。

ただ費用もかなりかかる方法。



はい、結論。



両方ダイワ持ちでやることに。



おそらく総額50万近くはするであろうところをやってもらえることになりました。



こういうミスは絶対あってはいけないことでしょうが、人間ミスはするもの!

要はその時にいかに対応するかが問われてくるのです。

そういった意味ではダイワの対応には満足してています。

非を全て認め、責任を取るというやり方。

ハテナ夫婦はダイワハウスの誠実な対応に満足し、逆にこれから始まる家づくりに関しても安心感を増したのでした。


全てのメーカーがこういった対応をしてくれるのかは分かりませんが、しっかりしたハウスメーカーに任せるというのはこういう安心や対応力にお金を払っているということですよね。


皆さんは場合はどうでしょうか?

こういったケースにきっちり対応してくれるメーカーこそ一流ですよね。